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上映作品

チコ

監督:シェークMハリス  9分42秒

出演:奥本煌樹、黒田航平、菅原亜未、ガロ、天浩、長谷川陽介、古谷一心、近藤琉衣、サン

撮影:岡上亮輔

撮影助手:加藤佑真、水井章人

録音:岩瀬航

制作:大竹航平

制作助手:大竹俊吾

助監督:真田大誠、松田めぐる

協力:馬渕ありさ、シェーク佐和子

プロデューサー:井村哲郎

製作:ジーンハート株式会社

監督・脚本・編集:シェークMハリス

愛犬のチコを亡くした中学2年生のハジメは走る熱意を無くし陸上部をやめてしまう。 朝、犬のリードを持って散歩したり、毛がついていないのに制服にコロコロをかけたり、チコがいた時の習慣が抜けずにいる。 そんなハジメを心配する母の鳴海と同じ陸上部だった雄介。 ハジメは再び走れるようになるのか。

シェークMハリス.JPG

〈監督プロフィール〉
シェークMハリス(しぇーくえむはりす)。1994年生まれ。東京都出身。母は日本人、父はパキスタン人のハーフ。中央大学経済学部経済学科卒。ニューシネマワークショップクリエイターコース修了。初長編監督作『遠吠え』が第17回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門他数多の映画祭に入選、アップリンク吉祥寺を始め全国で劇場公開される。

推薦委員の推しコメント

この夏我が家の猫が老衰のため旅立った。いつかは来る別れは覚悟をしていたはずだったがやはり悲しかった。

あのもふもふの体と鳴き声が聞こえなくなってからなんとなく毎日つまらない。家族との会話も少なくなった。

決定的なのは、あんなにも毎日コロコロ猫の毛を取っていたのに、だんだん毛が部屋からなくなってくる。

ハジメ君の気持ちが自分と同じように痛いほどわかる。

それでも時間とともに心も癒えてくる。

ハジメ君はチコとの別れとちゃんと向き合い前に向かって走って行く。

わたしもゆっくり前に向かっている。



​(ぞうさん書店)

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